縁の下の力持ち

今週末は久々に設置工事の予定がなく、平和な週末でした。

台風の前のお天気の様に、今のうちにと機械の整備をしました。

毎日使い倒される木工機械等は、一般の家庭の電力では動かない200ボルトの電力で動くものが専らなのですが、とても過酷な環境のもとに置かれています。

それでもって0.1mmとか0.2mmの誤差までの精度を求められるなんて、なんて理不尽なんだろう、なんて思ってしまいます笑

毎日使っていると、機械精度も狂ってきます。

勿論簡単なものは自分等で治してしまいますが、やはりプロに任せた方が良い事だって沢山あります。

今回はパネルソーと言う合板など大きな材を切断する機械を主に調整しました。

世の中には木工機械屋さんと言う職業があるのです。

切断寸法が0.5mmほどの誤差が出てしまっていたのですが、彼らに慎重に調整をしてもらい誤差が限りなくゼロになりました。

精度の良い機械で製作していると、仕上がりも勿論美しいですし、長く使っていても家具の不具合などの可能性もなくすことが出来ます。

モノをつくっていると、「この位良くない？」と言う心理が出てきますが、結果的に命取りになってきます。

逆に「ここまでやるんかい！」とやり過ぎちゃう人は必ず同じ様な人種と集まってきます。

今回のような職人と機械屋さん、また職人と材料屋さん。お客様との関係も然りです。

経営者目線からすると「あんまりやり過ぎちゃうと儲からんからな。」とブチブチ言いたくもなりますが。。笑

こんなやり過ぎ君達がのびのび出来る環境をつくっていきたいと思っています。

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