お問い合わせ後のヒアリングについて

2022.08.18

こんにちは。クラフトワークです。

ヒアリングで設置場所の詳しい採寸や、間取りを確認。収納の使い方のイメージや好みのデザイン、材質、色、などをお伺いします。

「どれが良いか分からない」という方も沢山いらっしゃいます。

私達のように毎日インテリアについて考えている訳でもありませんし、こんなことを考えられるのは一生の中で数えるほどのかたが大多数だと思います。

分からないのは当たり前だと思いますし、迷って当たり前ですね。

こちらでは、はじめに好みやお考えにそっていると思われるご提案や資料を提供いたします。

はじめは頭の中に霧がかかっているような感じでも、私共とお話をしてゆくにつれてクリアになってきます。

「こんな感じが自分の理想なんだ！」一つでも明確な部分が出て来れば、そこに対してのより具体的なご提案を差し上げられるようになります。

 

 

前回の最後の画像が初回ご提案でしたが、お客様側も収納のボリューム自体は「一般的なキッチン背面収納のレイアウト」という考えから出たものでした。

イメージを実際にご覧になって「果たしてこんなに収納がいるのだろうか？」と疑問になってきました。

更にゴミの分別の関係でオープンスペースにゴミ箱を3つ並べられるようにしたい、という具体的なご要望が出てきました。

ゴミ箱は既製品で販売されているものの方が断然良いですから、そこをベースにゴミ箱スペースを確保します。

残りのスペースで絶対に収納したい大きなサイズのものだけサイズを確認して頂き、しっかりと収納できるスペースを確保します。

今回の一番大きなものはホットプレートでした。

引き出し段数を多くして対応しました。

こんな感じでお互いに、どの様に収納を使うのかの方向性をクリアにしてゆくわけです。

今回は吊り戸棚は思い切って無くしてしまい、飾り棚をつける形にしました。

吊り戸棚がなくなった分価格も下がりますね。

壁面が味気ないので全面にエコカラットを貼り、飾り棚をアクセントにできるようなデザインにしよう！

と方向性がしっかりと固まりました。

 

ここまで来るのに2ヶ月ほど、デザイン自体は全部で4回変更しました。

メールや打ち合わせで何度もやり取りを繰り返して行きます。

提案する方も、それに対して答えも出す方も正直な所結構大変です笑

中にはデザイン決定までに半年以上掛かる方もいらっしゃいますし、凄い迷って結局最初に戻る方もいらっしゃいます。

こちらがビックリする位リサーチをして御連絡される方もいらっしゃいますし、全て一回のご提案で決まってしまう方もいます。

そんな考え方もあるのか！と次回からのご提案の参考にさせて頂く事なども沢山あります。

 

人それぞれ考えがありますし、最終的に長く満足して使って頂けることがゴールです。

毎日のお客様とのやり取りの中でいつまでも柔軟でありたいなと常々思います。