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道具としての家具

こんにちは。クラフトワークです。
私共の仕事の中で家具を扱っておりますと新規で製作する事のほかに、メンテナンス業務はつきものです。

特にキッチン収納の様な毎日使う収納は、道具としての要素が非常に強くなります。

生活の中での傷や汚れシミが出来たり、引き出しや扉の具合が悪くなったりする事もあります。

今回はキッチンの背面収納のトレーのメンテナンスに伺いました。

炊飯器トレー、ホームベーカリーのトレーがその下段の引き出しと擦ってしまう状況が生じました。

「とりあえずは使えるけど、このまま使っていて大丈夫なのかしら?」と不安にもなってきますね。

引き出しやトレーはスライド金物で構成されているので、ほとんどの案件がこれを調整する事で解消されます。

今回の案件は収納量も多く、それらの重量も原因の一つでした。

金物の調整だけでも解決しましたが、要所の補強をして安心出来るようにしました。

同じような構造のものでも、そのお宅の環境や使われ方によって様々な異なった変化があります。

まるで生き物のようです。

メンテナンスにお伺いしてフィードバックすることにより、納品した後の家具の使われ方やそれらの対応の仕方など、様々な引き出しを用意してゆく事ができます。

より根拠のあるご提案を差し上げられるようになる訳です。

 

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