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今年最後の納品
2019.12.31こんにちは。クラフトワークの栗原です。 早いもので今年も最後の日。先日、今年最後の納品をさせていただきました。
横浜にお住まいのお客様よりオーダーを頂いたご自宅のキッチンカウンターのためのベンチのご依頼でして
お子様がまだ小さいので雰囲気的には可愛らしく、柔らかい印象をご希望でした。
柔らかい印象という意味では木の種類の印象は非常に大事です。いくつか候補はありましたが今回はブナ材をチョイスしました。
ブナ材はみなさんもよく耳にする「北欧家具」などにもよく使われている木でして
家具に必要な耐久性を持ちつつも柔らかい性質も持ち、曲木とよばれる加工にもよく使われる木材です。
また生地はメンテナンスのしやすいビニルレザーを使用し、ストライプと青系の生地を張り分けてポップな印象を強めています。
いかがでしょうか。近頃の実績としてはかなり可愛らしい雰囲気のものですね。
今回は時間の関係上、ご自宅での撮影が難しかったため、スタジオをレンタルし撮影を行いました。
↑写真は私がスマホで撮ったものなのでイマイチですが後日、フォトグラファー撮影の写真を実績にアップします。
私の場合、椅子やテーブルといったいわゆる「脚物」と呼ばれる家具をデザインする場合は最初から線画の図面は引かず
3Dで設計していきます。三次元的な形状の家具の場合は3Dで設計していったほうがデザインの検証はもちろん、形に破綻がないかなどのチェックもスマートに行えます。
制作チームとの打ち合わせも3Dがあると非常にスムーズに行えるため、図面では表現しきれない形状のニュアンスや
全体の雰囲気なども共有しやすくなりなります。
もちろん、お客様との打ち合わせの際も大活躍です。
ちょっとした制作の裏側のご紹介でした。
さて、今年はこのベンチの納品をもって一応は業務完了。
今年も多くのお客様からご依頼をいただき沢山の家具を制作させていただきました。
ご依頼を頂きましたお客様には本当に感謝を申し上げます。
年明けは5日から早速納品です。
来年もより良い家具作りを目指し、頑張っていきます!
それでは、良いお年をおも迎えください!
栗原
どんな些細なことでもお気軽にご連絡ください。