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マンション購入時のオプションではイマイチだった?一生使えるキッチンの壁面収納。

今回のインタビューは、2015年4月に食器棚を注文いただいた神奈川県横浜市にお住まいのT様ご夫妻です。マンション購入時にオプションで提案されたキッチンで使う壁面収納(食器棚)に納得がいかず、思い切ってオーダーメイドで作ったお二人のエピソードと、クラフトワークをご利用いただいた感想を伺いました。

マンションのオプション家具ではイマイチだった……

―このマンションに住まわれることが決まってから、キッチンをオーダーメイドで作ろうと思った動機はなんですか?

奥様:まず最初にこのマンションを買う段階で、オプションで家具を取り付けるプランがありました。最初は、キッチンのサイズ感にもマッチするのでお願いしようと思ったんですけど、見積もりも高いしデザイン性もイマイチでした……。せっかく家具を入れるなら、単純に“カワイイ”って思えるものにしたかったんです。

旦那様:かなり探しました。でも全然気に入ったものがなかったんですよ……。

奥様:しかも、悩んでいる間にオプションを決定する期間も終わっていたし、予算もあるのでせっかくならと、自分達のイメージを具現化してくれる業者さんを探していたんです。

マンション購入時のオプションにはベストだと思える壁面収納がなかった
マンション購入時のオプションにはベストだと思える壁面収納がなかった

クラフトワークを選んだ理由はデザイン性だけでなく「家具に対する真剣さ」

―問い合わせをした決め手は何かありますか?

奥様:ウェブサイトを拝見したのがきっかけです。事例を見た時に、カントリー感があった作品が目を引きました。オシャレだなーっと思ったんです。手作り感の中に精巧さを感じたんですよね―― “いい仕事・きっちりした仕事”をしている印象を受けました。

ブナの壁面収納
今回オーダーいただいた壁面収納

オシャレなデザインを手掛ける業者さんはたくさんいると思います。作品はオシャレですが、値段も高いしデザイン性を前面に出すので、少し身構えてしまうんですよね…… でも、クラフトワークさんの事例はそうではありませんでした。もちろん高いデザイン性がありセンスが光っているのに加えて、「家具に対する真剣さ」「技術力」をもってお仕事をされている気がしました。

旦那様:予算や価格帯も私達にはささりました。値段も良心的で適正価格という印象も受けていました。高く払えばいいものができるわけではないっていうメッセージも印象的でしたね。後は、予算感を相談しながらつくってもらえることに安心感がありました。

―ありがとうございます。最近では家を買われたばかりの20~40代の方の問い合わせが非常に多いんですよね。

奥様:今回の家具選びは、「一生使える家具」をテーマにして、二度と買い替えなくてもいいものを探しました。特に「食器棚」は買い替えたくなかったので、すごく悩みました……。やるからには予算がかかりますからね。慎重に決めたかったんです。そこは彼とも意見が一致してお願いしたんです。

旦那様:食器棚は家具の中でも特に大きな買い物なので、一生使えるものを選びたくて。二人の意見が一致したので、問い合わせようってなりましたね。

―はじめてご要望をお伺いした時に、予算の相談もさせていただきましたね。

奥様:そうですね。ある程度調べていたので、予算感は把握していました。内容やデザインの難易度ごとに予算を親身に相談に乗ってくれたのが記憶に残っています。予算だけでなく、用途や使い勝手を熱心に聞いていただき、提案いただいたことも信頼につながりました。せっかくの大きい買い物なので、失敗したくなかったんですよね。

―今回製作させていただいた棚は、今までにない形ではじめての取り組みだったんです。フリーシェルフがあるスペースについてはたくさん議論を重ねましたね(笑)

奥様:吊り棚と下の収納のスペースをどうするかは結構悩みましたね。自分でも色々と考え抜いた結果「昔使ってたシェルフが使いやすかった!」と思って取り入れてもらいました。あとは、これから子供が生まれたりしたら食器などもガラッと変わって来るでしょうし、そういったライフスタイルにあわせて使い勝手が変更できるデザインと機能性を提案してもらったことも嬉しかったですね。

フリーシェルフ
悩みに悩んだフリーシェルフ。昔の公団住宅などによく使われていたが、現代の住宅でも馴染むようデザインされている。

―デザインや設計を決めていく中で、かなり綿密にやりとりをさせてもらいましたが疲れたりはしませんでしたか?

奥様:そんなことありません。むしろワクワクしました! 今まで決めてきた食器棚のデザインが、やっと決まるっていうのが何より嬉しかったんです。クラフトワークの職人さんが、手作りで製作してくれて―― こんな貴重な経験はなかなかないですよ。

「取手の色合いを濃いものにする」など自分達のアイディアやデザインを取り入れてくれましたし、試行錯誤してくれたのが伝わったんです。家を購入する時は、決めることが多くて少し彼とも喧嘩してしまう場面もありました(汗) でも、オーダーした食器棚のことを決めたり、考えたりする時はとても楽しかったんですよね。

製作の工程もレポートしてくれました。職人さんの気持ちやこだわりを伝えてくれたことで、手作りの温度感が伝わって来た気がします。それって言ってくれないとわからないことですよね? 既製品とは違う良さってこうゆうことだと思うんですよ。

食器棚に使用した木材サンプル
使用する木材なども綿密なやり取りを重ねた

―ズバリ一言で表すとお手元に家具が届いた時の感想は?

奥様:「やっとできた!」って感じでした(笑)

旦那様:私は仕事で家にいなかったんですが、帰宅したら家具が届いていて感動してずっと眺めていましたね(笑)

奥様:家具を見るたびに幸せな感情になるんですよね。見るたびに目に入るから、余韻があるというか、誇らしんですよね。

旦那様:実は、父が土方業の職人なんですよ。父が仕事をする姿を見ていたので、オーダーメイドの家具ってなんとなくそうゆう父親の風景を思い出すんですよねー。

時間をかけて作ったからこそ、想い入れもひとしおだというT様ご夫妻
時間をかけて作ったからこそ、想い入れもひとしおだというご夫妻

お互いを思いやる気持ちが増した

家具をご自宅に設置してから生活に何か変化はありましたか?

奥様:入居日に全部家具が揃ったんですけど、独身の時よりも生活が雑じゃなくなった気がします。雑っていうのも、独身の時は相手に任せっきりな所があったんですよね。でも、家具を入れてから、二人で料理をしたり、家事を手伝ってくれたり――― 助け合うようになりました(笑)。この家の中には、大切にしたいものがたくさん詰まっています。その中で特に中心にあるのが食器棚の存在なんです。

旦那様:丁寧に扱うように心がけていますよ。

奥様:私達はまだまだ子供ですが、「この食器棚の前では恥はかけない! 大人になろう!」って意識が変わった気がするんです。すごい思い入れがあるんですよね。この家具を見るたびにその時のことを思い出す―― そうやって“大切なモノ”になるんだなって思いました。

―大事に使っていただき本当にうれしいです。色々と要望を言ってくれるお客様には、その想いに応えたくなってついつい気合が入ってしまいますね(笑)

奥様:期待以上のお仕事をしてくれました! 期待を上回るクオリティーでディティールも素晴らしくって感動です。本当はクラフトワークさんのことを誰にも教えたくなかったんです(照)。でも自宅にきた友人が「この棚はどこで買ったの?すごくカワイイね!」なんて言われたりしているうちに、今は「本当にいい家具を作りたい」っていう友達にだけ紹介しています(笑)

キッチンを褒められると素直に嬉しいという奥様
自宅に招いた友人にキッチンを褒められると素直に嬉しいという奥様
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