今回は番外編でデザインを担当しております私、栗原が自分のために制作したデスクをご紹介します。
オランダのミッドセンチュリー期(1950前後)に生まれたデザインが好きで、同時代に活躍したシーズ・ブラークマンやウィム・リートフェルといったデザインの巨匠達が残したデザインを参考にさせてもらいデザインしました。
この時代に作られたこういった形状のデスクは脚部は金物の場合が多いのですが今回は木製で制作。
潰しの黒塗装で仕上げています。
引き出しなどの収納も全て無しにして機能的な部分は最小限に抑えています。実際、ノートパソコンを広げてストレス無く作業ができれば機能としては十分ですので、プロポーションの良さに狙いを定めてデザインしました。
オーダー家具は制作後に自分たちが使ったり目にしたりする機会は少ないので制作物のフィードバックを得るという意味合いでも、たまには自分の為に何かをデザインするというのも勉強になるものです。

■製作物一覧

・デスク：１式（w1200x h750 x d550）