キッチンのカップボードのご依頼は弊社でも人気のあるアイテムです。

都心部のマンションの間取りはそこまで大差もないため、必然的にサイズ感やデザインなども決まってゆくケースが多いです。

そんな中でのオーダーで製作する意味合いとして強く持っていただける点が

①設置箇所ピッタリのサイズで製作できる

②自分で理想とする収納計画、使い勝手を形にできる

③好みのデザインを具体的に形にすることができる

この3点だと思います。

セミオーダーや既製品ではなかなかマッチできない点を形にできることがオーダーの最大のメリットです。

今回は特に③の要素を強く出すことができた案件でした。

今回は引き出しのハンドルを無しで、彫り込み式の手掛けのご要望でした。非常にシンプルでスタンダードなデザインです。

デザインを詰めてゆくお打ち合わせの中で、手掛けの中だけ違った素材にすることはできますか？という具体的なご要望を頂きました。

どのような雰囲気をゴールにするのか、また具体的にどの様な製作方法で形にするのか？

前者やCGイメージを製作してお客様と具体的なゴールを共有。並行して実際にどのように形にするのかを検証してゆきました。

こういった過程は私自身も非常に楽しんで進めることができます。

 

カウンタートップにはクオーツストーンを使用しました。

砕いた大理石を圧縮して製作した素材なので、アクリル系の人工大理石と違って質感も高級で、耐久性にも優れています。

オーダーで頼んでよかった、と非常に喜んで頂けました。

 

神奈川県　横浜市